東村アキコさんの弟は、同じ漫画家の森繁拓真さん
東村アキコさんの弟は、漫画家の森繁拓真さんです。
彼は東村アキコさんの自伝的作品『ひまわりっ』および『かくかくしかじか』にも登場します。
『ひまわりっ』に登場
東村アキコさんの作品『ひまわりっ』において、彼女の弟である森繁拓真さんは「林タクマ」として描かれています。
以下は「林タクマ」の特徴です。
- 広島大学工学部の3年生
- 下宿生活を送っている
- 部活は探検部に所属する
- 父からは留年が許されていないため、単位取得と就職活動に焦りを感じている
- 林家の家族の運命として、姉同様に父に振り回される過去を持つ
- 「タクマ選手」と呼ばれている
- 携帯電話を通じて姉・アキコの良き相談相手となっている
- アイドル「山川みなも」のファン
『かくかくしかじか』に登場
『かくかくしかじか』においても、彼は「弟」として描かれています。
姉の明子(後の東村アキコ)に誘われて美術部に入ることになります。
自分の作品に登場させるほど、東村アキコさんは弟さんのことを好きなんでしょうね!
森繁拓真さんとはどんな人?
森繁拓真は1978年生まれ、宮崎県出身の漫画家です。
広島大学工学部を卒業した後、漫画家となりました。
2000年には「ライフアーツ」で第43回ちばてつや賞優秀新人賞を受賞。
その当時のペンネームは「木林拓真」でした。
彼の代表作には『アイホシモドキ』と『となりの関くん』があります。
『アイホシモドキ』は『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載され、単行本は全4巻出ています。
『となりの関くん』は2007年に連載が開始され、2010年にはテレビアニメ化、2014年には実写ドラマ化、2016年には映画化されました。
2020年に連載が終了し、それ以降新作は発表されていません。
『となりの関くん』読んでたな〜
2人の関係性は?
『かくかくしかじか』において、姉に誘われて美術部に入る弟が描かれているように、幼少期から特別な関係があったことがわかります。
2人の関係性が顕著に現れているのが作品です。
2人は兄弟でありながら、お互いに独立した漫画家としてのキャリアを歩んでいます。
しかし、それぞれの作品には共通点も見受けられ、時折互いの作品に影響を与え合っていると言えるのです。
例えば、東村アキコさんの作品には、森繁拓真さんの硬派な作風から影響を受けたと思われる要素が見られます。
一方、森繁拓真さんの作品にも、東村アキコさんの女性視点から影響を受けたと考えられる描写が見られます。
漫画家としての道を歩む2人ですが、家族としてのつながり、お互いへの影響、そして独自の視点を持つことで、東村アキコさんと森繁拓真さんは日本の漫画界で独自の地位を確立しています。
これからもおふたりの活躍に期待しましょう!
兄弟でありながら漫画家としてお互いに影響を与えあっているなんて素敵な関係だよね!